フランツ・ヨーゼフ・ヴェッツ:著, 下田 和宣:訳, 村井 則夫:訳
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叢書・ウニベルシタス1220
ブルーメンベルク入門
ブルーメンベルク入門
四六判/上製/308ページ/刊行
ISBN978-4-588-01220-4 C1310
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内容紹介
内容紹介
20世紀後半のドイツを代表する哲学者ブルーメンベルク。宇宙論・近代科学・世俗化論・神話から、「人間がどのように世界を説明し、意味づけてきたか」を考え抜いた。だが、幅広い関心と圧倒的な知性、膨大な学殖を詰め込んだ著作群から核心をつかむのは難しい。本書は各章で彼の著作に焦点を当て、その思考の流れをエッセイ風に解説する。難攻不落な思想家に近づき、全貌を知るための手引き書として最適!
目次
目次
第1章 隠れ家へと迂回して:ブルーメンベルクの生涯
第2章 生と世界のイメージ化:『メタファー学のパラダイム』
第3章 人間の自己主張:『近代の正統性』
第4章 神との決別:『マタイ受難曲』
第5章 宇宙空間という悪夢:『コペルニクス的宇宙の生成』
第6章 ブルーメンベルクの基本思想:『難破船と見物人』
第7章 絶対的支配者としての現実:『神話の変奏』
第8章 自然の書物:『世界の読解可能性』
第9章 時間の不安:『生存時間と世界時間』
第10章 空と洞窟との狭間で:『洞窟の出口』
第11章 芸術、技術、真理
第12章 逸話、箴言、冒険
第13章 絶対的主観と脆弱な人間:『事象へ向かって、そして事象から引き返して』
第14章 人間、この不可能なるもの:『人間の記述』
第15章 永遠の沈黙へ向かって
第16章 意味喪失感と学識の共存:現代哲学の中のブルーメンベルク
原注
訳者解題
略号表
ハンス・ブルーメンベルク年譜
人名索引
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
フランツ・ヨーゼフ・ヴェッツ(Franz Josef Wetz)
1958 年ドイツ・ヘッセン州ロッケンベルクに生まれる。マインツ、フランクフルト・アム・マイン、ギーセンでドイツ文学、神学を学び、89 年ギーセン大学で博士号を取得、博士論文が最優秀賞を受賞。92 年に教授資格を取得。81 年から93 年まで同大学でオド・マルクヴァルトの助手を務め、94 年から2024 年までシュヴェービッシュ・グミュント教育大学教授(哲学)。ブルーメンベルク研究にも長く携わり、その著作の編集や研究論文集の編纂、ドキュメンタリー制作にも関わる。政治哲学、文化哲学、基礎倫理学、応用倫理学にも幅広く取り組む。著作に『剥き出しの「こと」─事実性の問いについて』(90)、『生活世界と宇宙─避けられない問いの解釈学』(94)、『無関心な世界』(94)、『人間の尊厳は可侵である─ひとつの挑発』(98)、『諦めの技法』(2000)、『音楽の魔法─音色はなぜわれわれを慰めるのか』(04)、『建設現場としての身体─ 21 世紀の生命倫理』(08)、『神なき死─離別に関する新たな文化』(18)、『死、悲哀、慰め─最後に助けとなるもの』(22)、『驚き─そもそもなぜ何かが存在しているのか』(24)などがある。
下田 和宣(シモダ カズノブ)
1981 年生。旧姓石川。京都大学大学院文学研究科宗教学専修博士課程満期修了。博士(文学、京都大学)。成城大学文芸学部准教授。
著書:『宗教史の哲学─後期ヘーゲルの迂回路』(京都大学学術出版会)。編訳書:『ブルーメンベルク・コレクション』(筑摩書房)。訳書:コナースマン『文化哲学入門』、『ヘーゲル全集第15 巻 自筆講義録Ⅰ(1816-31)』(共訳)『ヘーゲル全集第16 巻 自筆講義録Ⅱ(1816-31)』(共訳、以上、知泉書館)。
村井 則夫(ムライ ノリオ)
1962 年生。上智大学大学院哲学研究科博士課程満期修了。博士(哲学、上智大学)。明星大学教授(2013-2017 年)、中央大学文学部教授(2017-2022 年)。
著書:『人文学の可能性─言語・歴史・形象』『解体と遡行─ハイデガーと形而上学の歴史』『ニーチェ─仮象の文献学』(以上、知泉書館)、『ニーチェ─ツァラトゥストラの謎』(中央公論新社)。訳書:ニーチェ『偶像の黄昏』『喜ばしき知恵』(河出書房新社)、トラバント『人文主義の言語思想』(共訳、岩波書店)、ブルーメンベルク『近代の正統性 III』『われわれが生きている現実』『メタファー学のパラダイム』(以上、法政大学出版局)、リーゼンフーバー『中世哲学の射程』、ブルーメンベルク『真理のメタファーとしての光』(平凡社)ほか。
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