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りぶらりあ選書

倫理学 〈新装版〉

倫理学 〈新装版〉

四六判/上製/204ページ/刊行

978-4-588-02302-6 C1312

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内容紹介

倫理学的推論の基本的な諸原理を明らかにした『倫理学原理』(1903)によって欧米の倫理学界に大反響を呼んだムーアが、さらにその理論を発展させ自己の立場を基礎づけた代表作。「正しい行為」とは何か。あらゆる可能的行為のなかでもっとも多くの〈善〉を存在せしめる行為、つまり、「目的としての善」ではなく「手段としての善」を実現できる行為として説き、通常の功利主義の根拠を批判的に検討し独自の理想主義的功利主義を確立することによって、日常生活に一つの生き方を示した古典。

目次

第一章 功利主義
第二章 功利主義(続き)
第三章 道徳的判断の客観性
第四章 道徳的判断の客観性(続き)
第五章 正・不正の吟味の結論
第六章 自由意志
第七章 内在的価値

文献に関する注
訳者あとがき

著訳者プロフィール

G.E.ムーア(ムーア)
(George Edward Moore)
1873‐1958。イギリスの哲学者、倫理学者。ロンドン郊外のアパー・ノーウッドに生まれる。ケンブリッジ大学に学び、後に同大学講師、同大学教授(1925‐38)。また、「マインド」誌の編集に携わり(1921‐47)、1903年同誌に「観念論の論駁」を発表、ブラッドリーらのヘーゲル主義を批判していわゆる新実在論の嚆矢となる。さらに同年に『倫理学原理』を出版し20世紀の倫理学界に極めて大きな反響を呼び、1912年の本書『倫理学』では、功利主義の根拠を批判的に検討して理想主義的功利主義を確立した。ほかに『哲学研究』(1922)、『哲学の主要問題』(1953)などがある。

深谷 昭三(フカタニ ショウゾウ)
1928年広島県に生まれる。1952年京都大文学部哲学科卒業、1960年同大学大学院修了。1968‐69年ハイデルベルク大学留学。甲南大学文学部教授。1996年死去。主な著訳書:『現象学と倫理』、ムーア『倫理学原理』、シュッツ『現象学と社会の学』、マッキンタイヤー『西洋倫理学史』、フリングス『マックス・シェーラーの倫理思想』ほか。

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