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叢書・ウニベルシタス136

シミュラークルとシミュレーション

シミュラークルとシミュレーション

四六判/上製/224ページ/刊行

978-4-588-09911-3 C1336

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内容紹介

最近の政治的・社会的事件,映画,テレビ,SF,クローン生物等を縦横に論じつつ,実在の消滅と〈ハイパーリアル〉の専制を予見し,現代消費社会の状況を抉る。

目次

1章 シミュラークルの先行
  イメージの見事なる反照合
  ラムセス、あるいはバラ色の復活
  ハイパーリアルとイマジネール
  政治的まじない
  ラセン状否定──メビウス
  実在の戦略
  監視所の終り
  軌道と核

2章 歴史──復古のシナリオ

3章 ホロコースト

4章 チャイナ・シンドローム

5章 アポカリプス・ナウ(『地獄の黙示録』)

6章 ボーブール効果──内破と抑止

7章 ハイパーマーケットとハイパー商品

8章 メディアの中で意味は内破する

9章 絶対広告と零広告

10章 クローン物語

11章 ホログラム

12章 クラッシュ

13章 シミュラークルとSF

14章 動物──テリトリーとメタモルフォーズ

15章 残り

16章 螺旋しかばね

17章 価値のラスト・タンゴ

18章 ニヒリズムについて
 
 原注
 訳者あとがき

著訳者プロフィール

J.ボードリヤール(ボードリヤール ジャン)
(Jean Baudrillard)
1929年生まれの現代フランスの社会学者。最初の著作『物の体系』(68)において〈それ自体で存在する物から記号としての物へ〉という視点を記号論の枠内で提起、続く『消費社会の神話と構造』(70)、『記号の経済学批判』(72)では、物を記号として消費する社会の構造、記号としての物の特徴を解明。72年の著作で顔を見せた〈象徴交換〉の概念を中心としながら、マルクス主義の基礎概念とみなす〈生産〉概念に批判を加えようとしたのが『生産の鏡』(73)、『象徴交換と死』(75)、などであり、『誘惑の戦略』(79)、『シミュラークルとシミュレーション』(81)以降の著作では、この〈象徴交換〉、あるいは実在をもたない記号としての〈シミュラークル〉、〈シミュレーション〉をキー概念として現代社会・文化を分析している。またボードリヤールは、再三来日し、講演やシンポジウムを行なっている。2007年3月死去。

竹原 あき子(タケハラアキコ)
1940年生まれ。千葉大学工学部卒業。1968年から1973年までフランス政府給費留学生としてENSAD, Institut d'Environnement, EPHEに学ぶ。和光大学名誉教授。工業デザイナー。

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