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叢書・ウニベルシタス330

ユダヤ人国家 〈新装版〉

ユダヤ人国家 〈新装版〉

ユダヤ人問題の現代的解決の試み

四六判/上製/206ページ/刊行

978-4-588-09946-5 C1320

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内容紹介

ヨーロッパにおけるユダヤ人同化を絶望視し新天地にユダヤ民族の新しい法治国家建設を目指した、近代シオニズム宣言の書。反ユダヤ主義のうねりの中で1896年出版と同時に賛否大論争を巻き起こした、シオニズム運動の先駆的精神・原点を示す。

目次

ユダヤ人国家
 はしがき
 I 序論
 II 総論
 III ユダヤ会社
 IV 地域グループ
 V ユダヤ人協会とユダヤ人国家
 結語

ボヘミアにおけるユダヤ人狩り

「消え去った」時

フランスの状況

ガリチアの劫火

法律の敵

ジャーナリストの学校

操縦可能な飛行船

 訳注
 訳者あとがき

著訳者プロフィール

Th.ヘルツル(ヘルツル テオドール)
1860年ブダペストでユダヤ人を両親に生まれる。ウィーン大学で法学を学び博士号を得るが、1880年代からの中・東欧での反ユダヤ主義のうねりのなかで司法の世界から著作家の道に転身する。戯曲作家として、のちにジャーナリストとして活動し「ノイエ・フライエ・プレッセ」紙のパリ通信員としてフランスに滞在、ドレフェス事件に際会する。高まりつつある反ユダヤ主義・ユダヤ人迫害の危機感のなかで1896年に近代シオニズム宣言の書『ユダヤ人国家』を執筆、賛同・非難の大反響をまきおこした。これによりシオニズム運動の推進者となり1897年以降1904年の死に至るまで6次にわたるシオニズム会議の議長として活躍した。著作は本書のほかに戯曲16篇、未来のユダヤ人国家の夢を描く長編『古く新しい国』、『日記』などがある。

佐藤 康彦(サトウ ヤスヒコ)
1933年生まれ。東京大学文学部独文科卒業。京都大学名誉教授。オーストリア文学専攻。著書:『イスラエル・ウクライナ紀行』(彩流社)。訳書:クラウス『第三のワルプルギスの夜』(共訳、法政大学出版局)、ベンヤミン『言語と社会』(共編訳、晶文社)、シュティフター『昔日のウィーンより』(松籟社)ほか。

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