時間と他者 〈新装版〉
時間と他者 〈新装版〉
四六判/上製/140ページ/刊行
978-4-588-09960-1 C1310
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内容紹介
内容紹介
ハイデガー哲学との対決を通して倫理に基づく独自の哲学を展開して現代思想の盲点をつく著者の出発点をなすとともにその全容を示す論考。アウシュヴィッツ体験をふまえて主体と他者との関係を極限まで追究し、〈時間〉を介して〈存在〉からの脱出の途をさぐる。
目次
目次
I
主題と構想
〈実存すること〉の孤独
実存者なき〈実存すること〉
位相転換(イポスターズ)
孤独と位相転換
孤独と質料性(マテリアリテ)
II
日常生活と救済
世界による救済──糧(かて)
光と理性との超越
III
労働
苦悩と死
死と未来
出来事と他者
他者と他人
時間と他人
IV
力と他人との関係
エロス
多産性(フェコンディテ)
訳註
訳者あとがき
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
E.レヴィナス(レヴィナス エマニュエル)
(Emmanuel Lévinas)
1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在、フッサールおよびハイデガーの下で現象学を研究、1930年フランスに帰化、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学教授を歴任。タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して倫理にもとづく独自の哲学を展開。1983年カール・ヤスパース賞を受賞。現代フランス思想界を代表する哲学者の一人。1995年12月25日パリで死去。主な著書:『フッサール現象学の直観理論』(1930)、『フッサールとハイデガー』(49)、『全体性と無限』(61)、『困難な自由』(63、76)、『実存の発見』(67)、『タルムード四講話』(68)、『存在するとは別の仕方であるいは存在することの彼方へ』(74)、『固有名』(75)、『聖句の彼方』(82)、『諸国民の時に』(88)、『われわれのあいだで』(91)、『神・死・時間』(93)、『他性と超越』(95)、『貨幣の哲学』(97)、他。
原田 佳彦(ハラダ ヨシヒコ)
1944年東京生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科(哲学)修士課程終了。哲学・フランス文学専攻。学習院大学フランス語圏文化学科教授。訳書:リオタール『知識人の終焉』ほか。
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