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叢書・ウニベルシタス199

他者の記号学 〈新装版〉

他者の記号学 〈新装版〉

アメリカ大陸の征服

四六判/上製/380ページ/刊行

978-4-588-09982-3 C1322

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書籍状態 | 良品

内容紹介

アメリカ大陸征服の歴史とそれについて書かれた記録・文献を通して、文化における他者(スペインに代表されるヨーロッパ‐インディオ)との関係の変遷を辿り、征服戦争、民族大虐殺、植民地支配の歴史を西欧近代のコミュニケーション喪失過程として捉え直す。

目次

I 発見
1 新大陸の発見
2 解釈学者コロン
3 コロンとインディオ

II 征服
1 勝利の理由
2 モクテスマと記号
3 コルテスと記号

III 愛
1 理解、掠奪、殲滅
2 平等か不平等か
3 奴隷制、植民地主義、コミュニケーション

IV 認識
1 対他関係の類型学
2 ドウランまたは文化の異種交配
3 サアグンの業績

エピローグ ラス・カサスの予言

 訳者あとがき
 人名注・索引
 図版解説

著訳者プロフィール

T.トドロフ(トドロフ ツヴェタン)
(Tzvetan Todorov)
1939年、ブルガリアに生まれる。1973年、フランスに帰化。ロラン・バルトの指導のもとに『小説の記号学』(67)を著して構造主義的文学批評の先駆をなした。『象徴の理論』(77)、『象徴表現と解釈』(78)、『言説の諸ジャンル』(78)、『批評の批評』(84)で文学の記号学的研究をすすめるかたわら、『ミハイル・バフチン 対話の原理』(81)以後、記号学的見地から〈他者〉の問題に関心を深め、本書(82)をはじめ、『アステカ帝国滅亡記──インディオによる物語』(83)、『はかない幸福─ルソー』(85)、『われわれと他者』(89)、『極限に面して』(91)、『歴史のモラル』(91)、『フランスの悲劇』(94)、『共同生活』(95)、『異郷に生きる者』(96)、『未完の菜園』(98)、『悪の記憶・善の誘惑』(2000)、『越境者の思想』(02)、『イラク戦争と明日の世界』(03)、『絶対の冒険者たち』(06)、『啓蒙の精神』(06)、『文学が脅かされている』(07)などを刊行している。91年、『歴史のモラル』でルソー賞を受賞。

及川 馥(オイカワ カオル)
1932年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。茨城大学名誉教授。

大谷 尚文(オオタニ ナオフミ)
1947年生まれ。東北大学大学院修士課程修了。石巻専修大学教授。

菊地 良夫(キクチ ヨシオ)
1942年生まれ。東北大学大学院博士課程修了。岩手大学名誉教授。

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