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叢書・ウニベルシタス31

言語起源論 〈新装版〉

言語起源論 〈新装版〉

四六判/上製/270ページ/刊行

978-4-588-09998-4 C1310

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内容紹介

ジュースミルヒらの言語神授説を排し、生物学的進化説を批判しつつ、感覚論と合理論の立場を統合。人間精神への深い哲学的洞察によって言語学史上はじめて理性即言語の関係を主張した歴史的名著。付/訳注・解説82頁。

目次

第 I 部
人間は先天的能力のみで、独力で言語を発明しえたか

第一章
人間はすでに動物として言語をもっている

第二章
欠如・欠陥が人類の特性であるはずはない

第三章
最初のしるしとともに言語が成立した

第 II 部
いかなる過程を経て人間は最も適切に言語を創造することができ、またせずにいられなかったか

第一章
第一の自然法則──「人間は自由に考える活動的生物であり、その諸力は漸進的に作用し続ける。それゆえ、人間は言語を創造するにふさわしい存在である」

第二章
第二の自然法則──「人間は本来、群をなす社会的生物である。従って人間にとって言語形成を続けることは自然であり、本質的必然である」

第三章
第三の自然法則──「人類全体がいつまでも一つの群をなすことができなかったように、人類全体が一種類の言語をもち続けることはできなかった。従ってさまざまな民族語が形成された」

第四章
第四の自然法則──「人類はおそらく、一つの大きな家族として同一の起源をもった漸進的全体を構成しているのであろうが、すべての言語もまたそうであり、従って文化全体のつながりも同様である」

 訳注
 解説

 訳者あとがき
 参考文献
 索引

著訳者プロフィール

J.G.ヘルダー(ヘルダー ヨハン・ゴットフリート)
(Johann Gottfried Herder)
1744-1803。ドイツの思想家・文学者。当初医学を修めたが,のちにケーニヒスベルク大学神学部に入学。カントから強い影響を受け、ルソーに傾倒した。リガの大聖堂附属学校副牧師として赴任し、かたわら批評的著述を行なう。この時期の著作『ドイツ文学断章』はすでに言語に関する彼の見解の一端を示している。のちにハーマンとともに〈シュトゥルム・ウント・ドラング〉運動の理論的指導者として活躍し、近代の文化史研究、言語学、美学等に大きな影響を与えた。詳細は本書の「解説」を参照。

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