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技術と時間 2

技術と時間 2

方向喪失(ディスオリエンテーション)

岡田 桃子:装丁, 阿部 卓也:装丁

四六判/上製/412ページ/刊行

978-4-588-12073-2 C3010

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書籍状態 | 良品

内容紹介

現代を方向喪失の時代ととらえ、西洋がそれを失っていく系譜を考察する。技術は記憶を支援すべくその外部から訪れるものではなく、技術それ自体が記憶であると主張し、記憶の産業化を問う。産業化は、記憶されるべき出来事とそうでないものを選択する。つまり、産業化時代の科学技術は存在を事実確認的に記述するのではなく、その可能性を行為遂行的に決定するの
だ。

目次

第一章 正書法の時代
第二章 方向喪失の発生
第三章 記憶の産業化
第四章 時間対象と過去把持の有限性
訳者解説……西兼志

著訳者プロフィール

ベルナール・スティグレール(Bernard Stiegler)
1952年生まれ。国際哲学コレージュ(Collège international de philosophie)のプログラム・ディレクター、コンピエーニュ工科大学教授を務めたのち、フランス国立図書館、国立視聴覚研究所(INA)副所長、音響・音楽研究所(IRCAM)所長、ポンピドゥー・センター文化開発部長、リサーチ&イノベーション研究所(IRI)所長を歴任。文化資源のIT化国家プロジェクトの中核を担い、技術と人間との関係を根源的に問う、ポスト構造主義以後の代表的哲学者。本書『技術と時間』はOpus Magnum(主著)とされる。『テレビのエコーグラフィー』(デリダとの共著、NTT出版)、『象徴の貧困1』『愛するということ』『現勢化』『偶有からの哲学』(以上、新評論)など、邦訳書も多数ある。2020年没。

石田 英敬(イシダ ヒデタカ)
1953年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、パリ第10大学大学院博士課程修了(人文科学博士)。1996年から2019年まで東京大学総合文化研究科・教養学部及び大学院情報学環・学際情報学府・教授。その間同学環長・学府長、東京大学附属図書館副館長も務める。2000年から2005年まで国際哲学コレージュのプログラム・ディレクター。現在、東京大学名誉教授、国際アジア記号学会(ASIA)名誉会長。著書に『記号論講義』(ちくま学芸文庫)、『新記号論講義:脳とメディアの出会うとき』(東浩紀と共著、ゲンロン)。『現代思想の教科書』(ちくま学芸文庫)、『自分と未来のつくり方:情報産業社会を生きる』(岩波ジュニア新書)。『デジタル・スタディーズ』全三巻(マイク・フェザーストーン、吉見俊哉と共編著、東京大学出版会)。『知のデジタル・シフト』(編著、弘文堂)、『フーコー・コレクション』(共編訳、ちくま学芸文庫)などがある。

西 兼志(ニシ ケンジ)
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学、グルノーブル第3大学大学院博士課程修了(情報コミュニケーション学博士)、グルノーブル第2大学大学院博士課程修了(哲学博士)。現在、成蹊大学文学部現代社会学科教授。著書に『〈顔〉のメディア論:メディアの相貌』(法政大学出版局)、『アイドル/メディア論講義』(東京大学出版会)、訳書にD. ブーニュー『コミュニケーション学講義:メディオロジーから情報社会へ』(書籍工房早山)、E. オーグ『世界最大デジタル映像アーカイブINA』(白水社)、F. カプラン『ロボットは友だちになれるか:日本人と機械のふしぎな関係』(NTT出版)などがある。

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