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美についての試論

美についての試論

四六判/上製/346ページ/刊行

978-4-588-13037-3 C1010

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書籍状態 | 良品

内容紹介

イエズス会士でありながら、デカルトやマルブランシュに傾倒したため同会から迫害を受けた哲学者アンドレ神父(1675-1764)。自然や習俗、絵画や建築、文芸や音楽などに現れたさまざまな美の現象をめぐる講話を収めた本書は、ディドロをはじめとする同時代人たちおよび後世から高く評価された美学史上の古典である。定本となった1763年の第三版をもとに本邦初訳し、訳者による懇切詳細な解説を併録。

目次

美についての試論

第一講話 美一般について、個別には可視的美について

第二講話 習俗における美について

第三講話 精神的作品における美について

第四講話 音楽美について

第五講話 モドゥスについて

第六講話 デコールムについて

第七講話 優美について

第八講話 美への愛について、あるいは人間の心情に及ぼす美への愛の力について



馬場 朗 著
イヴ=マリー・アンドレ神父『美についての試論』研究

イヴ=マリー・アンドレ神父
『美論』の出版とその八つの講話について
アンドレ『美論』と『百科全書』のディドロによる項目「美」
アンドレ『美論』におけるマルブランシュ主義
アンドレ『美論』と現代の我々

訳者あとがき

人名索引

著訳者プロフィール

イヴ=マリー・アンドレ神父(アンドレ イヴ マリー)
イヴ=マリー・アンドレ、 またはアンドレ神父
(Yves-Marie André, dit Père André 1675–1764)
1675年にフランス・ブルターニュ地方のシャトーランに生まれる。イエズス会士でありながらも、デカルトそして特にマルブランシュの哲学に深く傾倒したため、イエズス会から執拗な迫害を受けバスティーユにも投獄されるが、不屈の精神からアンドレは終生マルブランシュへの敬愛を抱き続けた。アンドレの『美についての試論(Essai sur le beau)』(初版は1741年、ほぼ二倍に増補された第三版は1763年に公刊される)は、同時代のフランスの知識人たち、フェヌロンそしてディドロ等によって高く評価されたことでも知られる。1764年、ノルマンディーの古都カンで没する。

馬場 朗 1964年長崎県諫早市生まれ。東京大学人文社会研究科修士(美学芸術学)。フランス・カン大学博士。現在、東京女子大学現代教養学部人文学科教授。

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Book Review
書評

「読売新聞」(2024年03月31日付/小池寿子氏・評)に紹介されました。
「図書新聞」(2024年04月27日号/上村博氏・評)に紹介されました。

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