身体の哲学と現象学 〈新装版〉
身体の哲学と現象学 〈新装版〉
ビラン存在論についての試論
四六判/上製/406ページ/刊行
978-4-588-14036-5 C1310
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書籍状態 | 良品
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内容紹介
内容紹介
意識の根本に〈身体〉を据えたメーヌ・ド・ビランとの対話を通して生の哲学を基礎づけ、主観性が身体と不可分のものであることを示してビラン哲学を蘇らせる。
目次
目次
序論 身体に関する問いの見かけ上の偶然性と、身体の存在論的分析の必要性
第一章 身体についてのビランの分析の哲学的諸前提
第一節 ビラン存在論の現象学的諸前提
第二節 諸カテゴリーの超越論的演繹
第三節 エゴについての理論と魂の問題
第二章 主観的身体
第三章 運動と感覚作用
第一節 諸感官の統一性およびわれわれのイマージュとわれわれの運動との関係の問題
第二節 知の統一性として解釈された身体の統一性。習慣と記憶
第三節 感性的個体性としての人間存在の個体性
第四章 諸記号の二重の使用と自己の身体の構成の問題
第五章 デカルト的二元論
第六章 メーヌ・ド・ビランの思想の批判。受動性の問題
結 論 身体の存在論的理論と受肉の問題。肉と霊
原注
訳注
解説 メーヌ・ド・ビランとミシェル・アンリ
訳者あとがき
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
M.アンリ(アンリ ミシェル)
(Michel Henry)
1922年、旧仏領インドシナのハイフォンに生まれる。7歳のときフランスに帰国し、アンリ四世校に通う。1945年、哲学教授資格を取得し、リセで教鞭を執るかたわら国家博士論文を書く。1978年に退官するまで、ポール・ヴァレリー大学(モンペリエ第三大学)哲学教授。小説家としても知られ、ルノド賞受賞作を含む3冊をガリマール書店から出版している。戦時中、強制労働局へ懲発されたが、ドイツ行きを拒んで地下に潜行。この「地下潜行」体験はアンリ哲学に決定的な影響を及ぼし、独自の「生の哲学」形成の契機となる。主著に『現出の本質』(1963)、『身体の哲学と現象学』(本書、65)、『マルクス』(76)、『精神分析の系譜』(85)、『野蛮』(87)、『見えないものを見る』(88)、『実質的現象学』(90)、『共産主義から資本主義へ』(90)、『われは真理なり』(96)、『受肉』(2000)、『キリストの言葉』(2002)など。2002年7月3日死去。
中 敬夫(ナカ ユキオ)
1955年生まれ.京都大学大学院文学研究科博士課程学修退学.フランス政府給費留学生としてフランスへ留学.ボルドー第三大学博士課程を経てパリ第四(ソルボンヌ)大学博士課程修了(博士号取得).京都大学文学部(哲学)研修員を経て,現在,愛知県立芸術大学美術学部教授.著書に『メーヌ・ド・ビラン──受動性の経験の現象学』『自然の現象学──時間・空間の論理』『歴史と文化の根底へ──《自然の現象学》第二編』(以上,世界思想社)『行為と無為──《自然の現象学》第三編』『身体の生成──《自然の現象学》第四編』(以上,萌書房),訳書にシュミッツ『身体と感情の現象学』(共訳,産業図書),アンリ『精神分析の系譜──失われた始原』(共訳)『実質的現象学──時間・方法・他者』(共訳)『受肉──〈肉〉の哲学』(以上,小局刊),フランク『ハイデッガーとキリスト教──黙せる対決』(萌書房)など.
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