敗者の祈祷書〈新装版〉
敗者の祈祷書〈新装版〉
奥定 泰之:装丁
四六判/上製/184ページ/刊行
978-4-588-14055-6 C1310
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書籍状態 | 良品
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内容紹介
内容紹介
未曾有の出来事の中で、己の出自への激しい否定の感情と共に文明の凋落と歴史の黄昏を生の根本感情として内面化し、「形而上の流謫者」「世界市民」としての新たな出発を告げる転位の書。ペシミズムの思想家として再評価高まるシオランが、1940-45年、占領下のパリで、故国と訣別した孤独な異邦人として記した青春放浪記。
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
E.M.シオラン(シオラン)
(Cioran)
1911年、ルーマニアに生まれる。1931年、ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得後、1937年、パリに留学。以降パリに定住してフランス語で著作を発表。孤独な無国籍者(自称「穴居人」)として、イデオロギーや教義で正当化された文明の虚妄と幻想を徹底的に告発し、人間存在の深奥から、ラディカルな懐疑思想を断章のかたちで展開する。『歴史とユートピア』でコンバ賞受賞。1995年6月20日死去。著書:『涙と聖者』(1937)、『崩壊概論』(1949)、『苦渋の三段論法』(1952)、『時間への失墜』(1964)、『生誕の災厄』(1973)、『告白と呪詛』(1987)ほか。
金井 裕(カナイ ユウ)
1934年、東京に生まれる。京都大学仏文科卒。訳書:シオラン『絶望のきわみで』、『時間への失墜』、『思想の黄昏』、『オマージュの試み』、『欺瞞の書』、『敗者の祈禱書』、『シオラン対談集』、『カイエ1957–1972』(日本翻訳文化賞受賞)、『ルーマニアの変容』、カイヨワ『アルペイオスの流れ』ほか。
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