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叢書・ウニベルシタス811

探偵小説の哲学〈新装版〉

探偵小説の哲学〈新装版〉

四六判/上製/180ページ/刊行

978-4-588-14077-8 C1310

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書籍状態 | 良品

内容紹介

1925年に執筆された最も初期の探偵小説論。「ホテルのロビー」「探偵」「警察」「犯罪者」等を素材として,合理的理性に支配された近代社会のアレゴリー画を描く。

目次

はじめに

圏域

心理学

ホテルのロビー

探偵

警察

犯罪者

変様

プロセス

結末

訳者あとがき

索引

著訳者プロフィール

ジークフリート・クラカウアー
(Siegfried Kracauer)
1889年、フランクフルト・アム・マインのユダヤ系の家庭に生まれる。ダルムシュタット、ベルリン、ミュンヘンの大学で建築、哲学、社会学を学ぶ。1921年、「フランクフルター・ツァイトゥング」紙の学芸欄編集部に入り、ジャーナリストとして活動。映画、社会学関係の著作を発表。ベンヤミン、ブロッホ、アドルノ、ホルクハイマーを識る。1933年パリへ、次いで1941年にアメリカに亡命。博物館学芸員、ラジオ関係、コロンビア大学などに勤務し著作活動を続ける。1966年、ニューヨークで死去。
本書のほか、『歴史――永遠のユダヤ人の鏡像』(邦訳、せりか書房)、『サラリーマン――ワイマル共和国の黄昏』(邦訳、法政大学出版局)、『天国と地獄――ジャック・オッフェンバックと同時代のパリ』(邦訳、ちくま学芸文庫)、『カリガリからヒトラーへ――ドイツ映画1918–1933における集団心理の構造分析』(邦訳、みすず書房)、『映画の理論――物理的現実の救済』(邦訳、東京大学出版会)、『大衆の装飾』(邦訳、法政大学出版局)、小説『ギンスター――クラカウアーの自伝的小説』(邦訳、せりか書房)などの著書がある。

福本 義憲 1947年、兵庫県に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科独語独文学修士課程修了。東京都立大学名誉教授。専攻、ドイツ語学・ドイツ文学。
著書に、『はじめてのドイツ語』(講談社現代新書)、『ドイツ語会話110番』(旺文社)、『クラウン独和辞典』(共著、三省堂)など。訳書に、シヴェルブシュ『敗北の文化――敗戦トラウマ・回復・再生』、『ベルリン文化戦争――1945–1948 鉄のカーテンが閉じるまで』、『図書館炎上――二つの世界大戦とルーヴァン大学図書館』、『楽園・味覚・理性――嗜好品の歴史』、ヴァルンケ『政治的風景――自然の美術史』(以上、法政大学出版局)、ハース『きたれ、甘き死よ』(水声社)、フォックス『ドイツ語の構造――現代ドイツ語へのアクセス』(三省堂)、ザックス『自動車への愛――20世紀の願望の歴史』(共訳、藤原書店)などがある。

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