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叢書・ウニベルシタス794

虚構と想像力〈新装版〉

虚構と想像力〈新装版〉

文学の人間学

四六判/上製/580ページ/刊行

978-4-588-14082-2 C1390

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書籍状態 | 良品

内容紹介

さまざまなメディアが文明化の過程で意義を増すかたわら、文学の立場はますます失われつつある現状を見据え、文学に残された意味機能を探る。想像力や虚構的なものなどの思考の変遷をたどり、ポスト構造主義的・デリダ的考察を経て、人間社会に対する想像上のものが担う役割と意味の重要性を主張。文学の虚構性が想像上のものを活性化し、文学作品を可能にするメカニズムを解き明かす。

目次


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Ⅰ 虚構化する行為
 1 虚構と現実についての暗黙知
 2 トリアーデ
 3 行為の機能上の差異化──選択―結合―自己告示
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Ⅱ 文学の虚構性のパラダイムとしてのルネッサンス牧歌文学
 1 古代牧人文学の光景
 2 牧歌とその関連現実
 3 牧人小説の二つの世界
  a サンナザーロの『アルカディア』における反復と想起の相互作用
  b モンテマヨルの『ディアナ』における演出
  c シドニーの『アーケイディア』における二重の意味構造
 4 文学の虚構性の忘我=脱‐自的性格
 5 人間学的インデックス

Ⅲ 哲学的言説において主題化された虚構
 1 事前考察
 2 偶像としての虚構(ベーコン)
 3 言語様態としての虚構(ベンサム)
 4 不確実な措定としてのフィクション(ファイヒンガー)
 5 滑り行く差異としての虚構(グッドマン)
 6 認識のカメレオン

Ⅳ 想像上のもの
 1 歴史に関する前書き
 2 能力としての想像上のもの(コールリッジ)
 3 表象行為としての想像上のもの(サルトル)
 4 根源的に想像上のもの(カストリアディス)
 5 虚構的なものと想像上のものの相互作用

余論──ベケットの『死せる想像力よ、想像せよ』と幻想文学

Ⅴ テクスト・ゲーム
 1 地図‐土地関係の遊び
 2 模倣と象徴化の傾けゲーム
 3 テクストの遊び
 4 演じることと演じられること

Ⅵ エピローグ
 1 ミメーシスとパフォーマンス487
 2 人間学の範疇としての演出

訳者あとがき
事項索引
人名索引

著訳者プロフィール

ヴォルフガング・イーザー
(Wolfgang Iser)
1926年生まれ。ドイツのコンスタンツ大学の英文学・比較文学の教授。カリフォルニア大学でも講座をもつ。ハンス・ローベルト・ヤウスとともに、現象学、プラハ言語サークル、解釈学の影響を受け、読者あるいは読書行為に焦点を当てた受容理論、読者反応批評を展開するコンスタンツ学派を形成。現代ドイツを代表する文学批評理論家。邦訳書に『行為としての読書─美的作用の理論』(岩波書店)、『解釈の射程─〈空白〉のダイナミクス』(法政大学出版局)などがある。

木下 直也
翻訳担当:序、Ⅰ、Ⅱ-1~3。
成城大学教授。専攻:ドイツ近現代の文学・芸術。

越谷 直也
翻訳担当:Ⅲ-1~4。
宮崎産業経営大学教授。専攻:ドイツ古典主義の文学・思想。

日中 鎮朗
翻訳担当:Ⅱ-4~5、Ⅲ-5~6、Ⅳ。
法政大学教授。専攻:ドイツ現代文学、比較文学、文学理論。

市川 伸二
翻訳担当:余論、Ⅴ、Ⅵ。
東京工業大学教授。専攻:ドイツ近現代文学。

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