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スピノザ『エチカ』講義

スピノザ『エチカ』講義

批判と創造の思考のために

森 裕昌:装丁

A5判/上製/406ページ/刊行

978-4-588-15098-2 C1010

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書籍状態 | 良品

内容紹介

誰もが知る『エチカ』は、その重要さと同じくらい難解さでも知られている。本書は、全五部のうち、多くの人が躓いてきた第一部と第二部をあとにまわし、第三部の経験論的な場面から出発することで、この稀代の書の読破を実現する。そこに立ち現れるのは、過去に蔵された古典作品である以上に、現代に生きる人々が生きる上での指針の書の姿にほかならない。強い推進力で一気に読ませる著者待望のスピノザ論!

目次

序論 批判的で創造的な

 第Ⅰ部 〈人間‐身体〉は何をなしうるのか
第一講義 人間身体の価値――二つの座標系
第二講義 実在性の変移――身体と感情について
第三講義 非十全なものの実在性
第四講義 身体のプラグマティック

 第Ⅱ部 〈特異性‐永遠なるもの〉の生成について
第五講義 感情の強度
第六講義 感情と理性との内包的反転
第七講義 様相の変革――習慣から生活法へ
第八講義 感情から概念へ
第九講義 人間身体の本質の触発――死と永遠
第九講義 附録―─戦略哲学としての『エチカ』の折れ目

 第Ⅲ部 〈神‐自然〉とは何か
第一〇講義 神あるいは自然について――人格神でも創造神でもなく
第一一講義 神の論理学的構成――特性から構成へ
第一二講義 神の自然学的構成――構成から産出へ
第一三講義 神の力能論的構成――形相的原理と想念的原理
第一四講義 精神と身体の価値転換的並行論
第一五講義 人間の自由について――ただ自由意志からの解放にのみ存すること

 結論 実践から戦略へ

  注
  あとがき

著訳者プロフィール

江川 隆男(エガワ タカオ)
1958年生まれ。東京都立大学大学院博士課程満期退学。立教大学現代心理学部教授。専門は西洋近現代哲学。
著書に『存在と差異――ドゥルーズの超越論的経験論』(知泉書館、2003年)、『超人の倫理――〈哲学すること〉入門』(河出書房新社、2013年)、『アンチ・モラリア――〈器官なき身体〉の哲学』(河出書房新社、2014年)などがある。

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Book Review
書評

「読書人」(2019年5月17日号/朝倉友海氏・評)に紹介されました。
「フランス哲学・思想研究25」(2020年9月刊行)で、書評・紹介されました。

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