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絶対的内在とアナーキー

絶対的内在とアナーキー

ジョルジョ・アガンベンの政治哲学

竹中 尚史:装丁

A5判/上製/398ページ/刊行

978-4-588-15144-6 C1010

第17回 表象文化論学会賞 奨励賞

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書籍状態 | 良品

内容紹介

『ホモ・サケル』から『王国と栄光』を経て『身体の使用』まで、政治神学への取り組みを通じて変化する中で、脱構成として示される絶対的内在のアナーキーの肯定を提起するに至ったアガンベンの政治哲学。資本主義や民主主義といった具体的な論点に照らし、さらにはフーコー、ドゥルーズ、デリダ、シュミット、バトラーなどとの差異も検討して、この哲学者の思想の重要性を明らかにする。

目次

はじめに

序 章 問題の所在

第一部 存在・政治・神学──アガンベンの深化と変化

第一章 アガンベンにおける無為と行為──アリストテレス解釈をめぐるアーレントとの比較を手がかりに
第二章 逆境のメシア──アガンベンの政治神学的基礎
第三章 全存在は悪く統治されることを願わない──アガンベンのオイコノミア神学的展開
第四章 典礼権力から絶対的内在へ──アガンベンの権力論的転回
第五章 自己の使用は存在に先立つ──様態的存在論の政治

第二部 資本主義・民主主義・脱構成──アガンベンのアクチュアリティ

第六章 ノモスと終末──近代の生政治的ノモスとしての収容所
第七章 アガンベンの高度資本主義批判
第八章 デモクラシーかアナーキーか──デリダ・バトラー・アガンベンの秩序をめぐる鼎立
第九章 脱構成とは何か

結 語

あとがき

参考文献一覧
事項索引
人名索引

著訳者プロフィール

長島 皓平(ナガシマ コウヘイ)
1994 年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)。専門は政治思想。日本学術振興会特別研究員DC1、慶應義塾大学大学院法学研究科助教を経て、現在は日本学術振興会特別研究員PD および立命館大学専門研究員。
主要論文に「ジョルジョ・アガンベンにおける無為と行為――アリストテレス解釈をめぐるアーレントとの比較を手掛かりに」(『政治思想研究』22 号、2022年)、「統治性・政治神学・統治機械――フーコー・シュミット・アガンベンの主権と統治をめぐるカコフォニー」(『政治思想研究』19号、2019年)など、共訳書にマイケル・ウォルツァー『聖徒の革命――急進的政治の起源』(風行社、2022年)などがある。

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Book Review
書評

『図書新聞』(2025年12月20日号、2025年下半期読書アンケート/山本圭氏・評)に紹介されました
『週刊読書人』(2026年01月30日号/対談: 上村忠男氏×長島皓平氏)に紹介されました
『図書新聞』(2026年02月17日号/竹下涼氏・評)に紹介されました
表象文化論学会ニューズレター『REPRE』(Vol.56、2026年2月28日発行/江川空氏・評)に紹介されました

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