- 新刊
つなげる劇場、つながる劇場
つなげる劇場、つながる劇場
ドイツと日本の「劇場圏」
奥定 泰之:装丁
A5判/上製/358ページ/刊行
978-4-588-15151-4 C1070
在庫あり
書籍状態 | 良品
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内容紹介
内容紹介
劇場は観客や地域社会とどのようにつながり、また、それらをどのようにつなげるのか。本論集では、劇場の活動が様々に影響を及ぼす範囲を「劇場圏」と定義し、その歴史的背景と現状について、特にドイツと日本のオペラ上演について論じる。劇場の運営と財務、地域オペラや市民オペラ、コロナ禍への対策など、具体的な事例とともに、劇場をめぐる公共性のあり方を多角的に検討し、今後の展望を示す。
目次
目次
はじめに 【辻英史+石田麻子】
第Ⅰ部 ドイツ劇場圏とは何か?
第1章 劇場圏とは何か 【辻英史】
第2章 ドイツのオペラ文化について 【江藤光紀】
第3章 組織としての劇場──マネジメントを中心として【城多努】
第Ⅱ部 ドイツの地域社会と劇場──その歴史と特性、そして現状
第4章 ドイツ劇場の社会史 【辻英史】
第5章 現代ドイツ社会のなかの劇場 【江藤光紀】
第Ⅲ部 日本の劇場圏──地域オペラ・市民オペラ・招聘オペラ
第6章 日本の劇場圏とその課題 【江藤光紀】
第7章 日本のオペラの歩みと市民オペラ 【関根礼子】
第8章 地域のオペラ公演にみる日本の劇場圏 【江藤光紀】
第9章 劇場圏モデルを超えて 【石田麻子】
第Ⅳ部 コロナ危機と日独の劇場
第10章 コロナ禍と劇場・劇場圏──日本の状況 【関根礼子+石田麻子】
第11章 コロナ危機におけるドイツの劇場と劇場圏 【辻英史】
おわりに 【執筆者一同】
執筆者紹介
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
辻 英史(ツジ ヒデタカ)
1971年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修了。博士(学術)。法政大学人間環境学部教授。近現代ドイツ史。主な業績に、『社会国家を生きる──20世紀ドイツにおける国家・共同性・個人』(共編著、法政大学出版局、2008年)、『歴史の中の社会国家──20世紀ドイツの経験』(共編著、山川出版社、2016年)、『フィールドから考える──地域環境持続可能な地域社会をめざして』(第2版、共著、ミネルヴァ書房、2021年)。
石田 麻子(イシダ アサコ)
東京藝術大学博士課程修了、博士(学術)。舞台芸術政策論。昭和音楽大学教授・学長補佐、オペラ研究所所長、舞台芸術政策研究所所長。『日本のオペラ年鑑』編纂委員長、文化審議会文化経済部会委員、日本芸術文化振興会プログラムディレクターなどを務めている。単著に『市民オペラ』(集英社新書、2022年)、『芸術文化助成の考え方──アーツカウンシルの戦略的投資』(美学出版、2021年)、日本語版監修に『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』(アルテスパブリッシング、2020年)など。
江藤 光紀(エトウ ミツノリ)
1969年生まれ。博士(社会学)。筑波大学人文社会系准教授。オペラ劇場研究・万博研究、音楽評論家として様々な媒体に寄稿。『万国博覧会と「日本」──アートとメディアの視点から』(共著、勁草書房、2024年)、「劇場圏試論──その概念、方法、分析事例、そして意義」(『論叢 現代語・現代文化』(筑波大学)23号、2022年)、「独日英のオペラ制作──劇場圏モデルに基づく比較」(共著、『論叢 現代語・現代文化』 26号、2025年)など。
城多 努(キタ ツトム)
1970年生まれ。早稲田大学商学研究科修士課程修了。エディンバラ大学スクールオブマネジメント博士課程中退。修士(商学)。広島市立大学国際学部准教授。公会計・経営財務。主な業績に、『公共経営と公会計改革』(共著、三和書籍、2013年)、『非営利組織経営論』(共著、大学教育出版、2014年)、『国際ビジネスの現実と地平化──地域からの眺望』(共著、文眞堂 、2020年)。
関根 礼子(セキネ レイコ)
1947年生まれ。国立音楽大学楽理学科卒業。音楽評論家、昭和音楽大学オペラ研究所嘱託研究員。専門分野はオペラ、特に日本のオペラ史。主な業績に『日本オペラ史1953~』(水曜社、2011年)、『オペラの世界』(三一書房、1983年)、『オペラ事典』(共著、東京堂出版、2013年)、『日本のオペラ年鑑』(共著、学校法人東成学園/昭和音楽大学オペラ研究所、1995年から現在まで各年版)。
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