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ミルトン・エリクソン〈新装版〉

ミルトン・エリクソン〈新装版〉

魔法使いの秘密の「ことば」

奥定 泰之:装丁

四六判/上製/358ページ/刊行

978-4-588-18218-1 C0011

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書籍状態 | 良品

内容紹介

ミルトン・エリクソンは医療催眠と人の意表を突く処方で知られ、どれほど厄介な問題でも解決するその手腕は「魔法」とも呼ばれた。「いったい私は何をしたのでしょう?」彼が問いかけるこの言葉が成し遂げるものとは何か。言語と身体のつながり、文と心身のつながり、発話と情緒のつながり、そして言語と人の生死とのつながり──彼の問いかけともに、伝統的な哲学や言語学の境界を超えて、新たな地平に踏み出す。書き下ろし「新装版あとがき」を付す。

目次

序、または但し書き

第一章 誕生──ミルトン・エリクソンができるまで
 一 三度の閃光
 二 ポリオへの感染
 三 人生の不公平と人間の多様性
 四 フェニックスの老賢者

第二章 無意識
 一 精神の二重性
 二 意識下の叡智
 三 言葉、信念、力

第三章 言語の運用、または命令にしたがうということ
 一 遂行的発言の可能性
 二 命名について(一)──指令語と力の運用
 三 誘惑と変形

第四章 対人関係と人称性の構造
 一 二重にパターンの裏をかく
 二 「われわれ」の作り方
 三 集団の切り取り線

第五章 ダブルバインドの層位学
 一 メッセージの推進力
 二 時間の論理(一)
 三 (イン)ポテンツ──「力」とは何か?
 四 悪循環という突破口

第六章 形式と実質
 一 命名について(二)──あるいはイマージュの諸様相
 二 内容と物質
 三 思考と行為の分離
 四 時間の論理(二)
 五 誘惑者、あるいは擬制の力について

第七章 ゲームの規則
 一 勝負師の癒し方
 二 サラームの後日談
 三 キャシーの最期


あとがき
新装版あとがき
文献略号一覧

著訳者プロフィール

澤野 雅樹(サワノ マサキ)
1960年生まれ。明治学院大学博士課程単位取得退学。現在、明治学院大学社会学部社会学科教授。専門は社会思想史、犯罪社会学。主な著書に、『オッペンハイマーの時代――核の傘の下で生きるということ』(言視舎、2024年)、『[犯罪社会学講義]科学と国家と大量殺戮 物理学編』(言視舎、2023年)、『[犯罪社会学講義]科学と国家と大量殺戮 生物学編』(言視舎、2022年)、サドッホ『セックス――強度と発生』(後藤浩子、矢作征男との共著、法政大学出版局、2021年)、『絶滅の地球誌』(講談社選書メチエ、2016年)、『起死回生の読書!――信じられる未来の規準』(言視舎、2016年)、『ドゥルーズを「活用」する!』(彩流社、2009年)、『不毛論――役に立つことのみじめさ』(青土社、2001年)、『記憶と反復――歴史への問い』(青土社、1998年)、『癩者の生――文明開化の条件としての』(青弓社、1994年)などがある。

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