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ものと人間の文化史131

漆 Ⅰ

漆 Ⅰ

四六判/上製/268ページ/刊行

978-4-588-21311-3 C0320

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内容紹介

全国各地で発掘された考古資料を対象に科学的解析を行ない,縄文時代から現代に至る漆の技術と文化をあとづける試み。漆が日本人の生活と精神に与えた影響を探る。

目次

   はじめに

第一章 ウルシノキと漆の採取
  一 ウルシノキの種類
  二 漆の採取方法と道具

第二章 漆の化学と伝統技術
  一 漆の化学
  二 精製工程の化学

第三章 漆器の分類と制作工程
  一 漆器の分類
  二 木地の制作工程
  三 漆器の制作工程

第四章 新しい漆器研究
  一 漆器考古学ことはじめ
  二 漆器を科学する

第五章 縄文時代の初期漆工技術
  一 日本列島における漆文化の始原
  二 初期の工具と櫛の技術

第六章 縄文漆文化の展開
  一 日本海の漆文化
  二 漆と赤色顔料
  三 漆工技術の確立
  四 装身具と木胎漆器

第七章 弥生~古墳時代の漆器
  一 弥生~古墳時代の漆工技術
  二 弥生時代の漆塗り木弓
  三 古墳時代の結歯式堅櫛
  四 古墳時代前期の漆祭祀

第八章 古代の漆器生産
  一 古代漆器の生産構造
  二 都城の漆器
  平安京の漆箱

第九章 古代漆器の地域的展開
  一 在地生産を物語る遺物
  二 漆革箱と帯金具
  三 漆器と土器

第一〇章 中世の漆器生産
   一 漆器の普及
   二 中世の漆と漆器の価格

第一一章 中世漆器の地域的展開
   一 奥州藤原氏の栄華と漆器――岩手県柳之御所
   二 型押漆絵の世界――神奈川県助ヶ谷遺跡
   三 越後奥山荘の中心・政所条遺跡群――新潟下町・坊城遺跡群と江上館跡
   四 巻数板と多様な漆器・漆工具――石川県堅田B遺跡
   五 片輪車の漆絵皿――石川県上町カイダ遺跡
   六 崇徳院御影堂領大屋荘穴水保の漆器――石川県西川島遺跡群
   七 中世京都の漆器とかわらけ――京都市平安京左京八条三坊十四町
   八 中世の中継港湾都市――広島県草戸千軒町遺跡
   九 漆塗り竹製経筒――京都府高田山中世墓・経塚群
  一〇 木棺墓と副葬漆手箱類
  一一 烏帽子と漆

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