中江 秀雄:著
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ものと人間の文化史182
鋳物
鋳物
四六判/上製/236ページ/刊行
978-4-588-21821-7 C0320
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内容紹介
内容紹介
銅鐸や鏡、梵鐘や仏像、武器、酒器、貨幣から鉄砲・大砲、橋梁、さらに自動車やジェット機エンジンまで──。古来から現在にわたり、さまざまな宗教的・実用的用途で人間の活動を支えてきた金属鋳物。長らく鋳造工学の研究に携わってきた著者が、タタラやコシキに始まる溶解炉や燃料の推移に注目しつつ、日本および世界の鋳物づくりを技術史の視点から概観する。
目次
目次
第一章 鋳物の技術史にむけて
1 最先端の鋳物
2 溶解と熔解
3 タタラとこしき、その表記法
第二章 鋳物の始まり
1 金属の誕生
2 鉄の始まり
3 青銅鋳物の始まり
4 鋳鉄鋳物の始まり
第三章 わが国の鋳物の始まり
1 中国の鋳物
2 わが国の鋳物
青銅器鋳物の始まり/鉄鋳物の始まり
第四章 貨幣の歴史
1 貨幣とは
2 世界最古の貨幣
3 わが国の貨幣
和同開珎/富本銭/貨幣の鋳造/大判・小判
第五章 釣鐘の歴史
1 西洋での歴史
2 中国の鐘
3 わが国の鐘
4 わが国での梵鐘の造り方
第六章 銅像と仏像
1 銅像
2 仏像の誕生
第七章 大砲の歴史
1 世界の大砲
2 日本の大砲
鉄砲伝来から大砲まで/わが国歴史上の代表的大砲/
わが国最初の鋳造砲/わが国を代表する鋳鉄砲
第八章 燃料と溶解炉の変遷
1 燃料の推移──木炭から石炭、コークス、石油へ
2 溶解炉の推移
西洋の溶解──ルツボ炉から高炉、キュポラへ
日本の溶解炉──コシキからキュポラ、反射炉へ
第九章 わが国の鋳物師
1 鋳物師の地方への拡散
2 川口鋳物師
3 佐野の鋳物師
4 茨城・真壁の鋳物師
5 東京(江戸)の鋳物師
第十章 世界の鋳物いろいろ
1 これも鋳物、あれも鋳物──昔の生活で使われていたもの
2 鋳鉄製の橋と柱
3 鋳鉄柱と鋳鉄門
4 この他の古い鋳物
オリンピックの聖火台
5 最近の鋳物
第十一章 むすびにかえて
あとがき
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
中江 秀雄(ナカエ ヒデオ)
1941年東京生まれ。早稲田大学理工学部金属工学科卒。日立製作所機械研究所勤務をへて早稲田大学理工学部教授。工学博士。現在は同大学名誉教授。
著書に『大砲からみた幕末・明治』(法政大学出版局)、『新版 鋳造工学』『濡れ、その基礎とものづくりへの応用』(いずれも産業図書)、『結晶成長と凝固』(アグネ承風社)、『凝固工学』(アグネ)、『状態図と組織』(八千代出版)、『材料プロセス工学』(共著、朝倉書店)、『新版 鋳鉄の材質』(編著、日本鋳造工学会)など。
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鋳物
Book Review
書評
「鋳造工学」(Vol.91 No.2 平成31年2月発行/菅野利猛氏・評)に紹介されました。
「素形材」(Vol.60 No.2 平成31年2月発行/石原安興氏・評)に紹介されました。