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闇をひらく光 〈新装版〉

闇をひらく光 〈新装版〉

19世紀における照明の歴史

A5判/上製/266ページ/刊行

978-4-588-27648-4 C0022

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内容紹介

産業革命を頂点に、バロックから近代にいたる照明技術の歴史を広範な文化史の観点から描き出す。ラヴォワジエの燃焼理論を化学の啓蒙主義と位置づけ、時代の哲学と社会と技術を結び、バシュラールの「管理された光」の社会的側面をダイナミックに論じてベンヤミンの未完の壮挙に挑む。

目次

ランプ
 ・火と焔
 ・アルガン、あるいは灯芯の合理化
 ・ガス灯
   熱(テルモ)ランプ
   集中供給
   普及
   爆発の危険性
   ガス中毒の危険性
   ガスの焔
   換気装置
   焔の終息、白熱ガス灯
 ・電気の神格化
   アーク灯
   白熱電球
   電化
   架空の会話

街路
 ・街灯破壊
 ・光の氾濫
   太陽の塔

余論──夜の生活
 ・ショーウィンドー

サロン

舞台
 ・観客席の暗転
 ・一九世紀の光の娯楽──パノラマ、ジオラマ、幻灯

 原註
 訳者あとがき

著訳者プロフィール

W.シヴェルブシュ(シヴェルブシュ ヴォルフガング)
(Wolfgang Schivelbusch)
1941年、ベルリンに生まれる。フランクフルト大学とベルリン大学で文学・哲学・社会学を修める。1973年以降、ニューヨークとベルリンに在住し、多彩な著作活動を展開。本書のほか、『鉄道旅行の歴史』(1977)、『楽園・味覚・理性』(1980)、『知識人の黄昏』(1982)、『図書館炎上』(1988)、『光と影のドラマトゥルギー』(1992)、『ベルリン文化戦争』(1995)、『敗北の文化』(2003。以上、邦訳は法政大学出版局刊)などの著書がある。2003年にハインリヒ・マン賞を授賞、2005年にマルティン・ヴァルンケ・メダル(アビイ・ワールブルク基金文化学賞)を授与された。

小川 さくえ(オガワ サクエ)
長崎県に生まれる。大阪市立大学大学院博士課程修了。ドイツ文学専攻。現在、宮崎大学教授。著書に『オリエンタリズムとジェンダー』、訳書に、ヴォルフガング・シヴェルブシュ『光と影のドラマトゥルギー』、ヴォルフ・レペニース『十八世紀の文人科学者たち』、カール・フォン・リンネ『神罰』、共訳に、ルネ・ケーニヒ『マキアヴェッリ』(以上、いずれも法政大学出版局刊)、その他がある。

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