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禁書

禁書

グーテンベルクから百科全書まで

四六判/上製/204ページ/刊行

978-4-588-35233-1 C1022

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書籍状態 | 良品

内容紹介

活版印刷の発明から宗教改革をへて、近代ヨーロッパ世界が形成される過程で、異端思想を取り締まる禁書目録のシステムはどのように作られ、機能し、消滅したのか。現代イタリアの近世史・出版史研究の第一人者が、教権から王権へと統制主体の移行していく時代を背景に、各国の書物発禁や検閲の内情、人々の抵抗の実態をたどり、やがて出版の自由が実現されるまでの知られざる歴史を解き明かす。

目次

著者から日本の読者へ

出版規制
 1 検閲の起源
 2 教会と国家の狭間で
 3 無垢で思慮深い検閲

文化追放
 1 禁書目録
 2 講読禁止
 3 検閲と民衆講読
 4 科 学

検閲の限界
 1 クレメンス目録後
 2 異端審問と抑圧
 3 寛容の起源

絶対主義と検閲
 1 国家検閲の優勢
 2 非合法市場
 3 黙認と偽書誌事項
 4 啓蒙、検閲、印刷の自由

エピローグ

参考文献
邦語参考文献
年 表
訳者あとがき
索 引

著訳者プロフィール

マリオ・インフェリーゼ(インフェリーゼ マリオ)
(Mario Infelise)
1952年生。ミラノ大学とヴェネツィア大学で教鞭を執り,近世史や印刷・出版史の正教授および大学院の史学研究科長を務める。ヨーロッパ近世における出版生産と流通の統制問題に長く関心をもち,『バッサーノのレモンディーニ。18世紀ヴェネトにおける印刷と産業(I Remondini di Bassano. Stampa e industria nel Veneto del Settecento)』(バッサーノ,1980年),『18世紀のヴェネツィア出版業 (L'editoria veneziana nel '700)』(ミラノ,1989年)など,多数の論文や著書を出版している。

湯上 良(ユガミ リョウ)
東京外国語大学トルコ語専攻を卒業,(株)NEC勤務の後,2002年よりヴェネツィア大学に入学,2005年度イタリア政府奨学金留学生,学士号・修士号取得後,2015年にヴェネツィア共和国の税制と情報管理に関する博士論文で史学博士号を取得した。現在,人間文化研究機構国文学研究資料館の特任助教として基幹研究プロジェクト「バチカン図書館所蔵マリオ・マレガ収集文書調査研究・保存・活用」に従事している。訳書にベルティーニ『アーカイブとは何か』(法政大学出版局,2012年)。

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Book Review
書評

「毎日新聞」(2017年10月1日付)にて紹介されました。
「エフエム東京」(2017年11月27日付)にて紹介されました。
「日刊ゲンダイ」(2017年11月25日付)にて紹介されました。
「日伊文化研究」(第56号/馬場康雄氏・評)にて紹介されました。
「史学雑誌」(126編第12号、2017年/北田葉子氏・評)にて紹介されました。
「法学セミナー」(2018年8月号/上代庸平氏・評)にて紹介されました。

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