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男たちの仕事場

男たちの仕事場

近代ロンドンのコーヒーハウス

四六判/上製/228ページ/刊行

978-4-588-36413-6 C0022

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内容紹介

17世紀後半から18世紀末まで、商業や貿易、金融や保険、政治、文学からジャーナリズムにわたる多彩な人々が集い、社会的に大きな役割を果たしたロンドンのコーヒーハウスを通して、商業革命時代の活気あふれる英国の一面を描き出す。コーヒーの功罪をめぐる賛否両論、男たちを虜(とりこ)にしたコーヒーハウスに対する女性陣の怒りなど、資料にもとづく数々の興味深いエピソードも収録する。〔文化史・社会史〕

目次

はじめに
第一章 初期コーヒーハウス
  1 画期的な非アルコール飲料と施設
  2 コーヒーハウスの先陣
第二章 コーヒーハウスを見つめる対極的な視線
  1 雑多な客と話題
  2 コーヒー店主を裁判に
  3 三卓三様の滑稽模様
  4 世界のニュースを知る
  5 狂言綺語の輩と才子殿
  6 コーヒーハウスを弁護する
  7 臣民を怠け者に変える所だ
  8 元の元気な男たちに戻して欲しい
  9 男市民の大学だ
第三章 王の視線
第四章 政治ゆかりのコーヒーハウス
  1 初期コーヒーハウスの政治論
  2 王政復古期の政治クラブ──コーヒーハウスと居酒屋
  3 一八世紀の政治とコーヒーハウス
  4 遊興のコーヒーハウス
第五章 貿易と海上保険と株取引
  1 海洋帝国イギリス
  2 シティのコーヒーハウス
  3 ギャラウェイズ・コーヒーハウス
  4 ロイズ・コーヒーハウスと海上保険
  5 ジョナサンズ・コーヒーハウスと南海会社泡沫事件
  6 ジャマイカ・コーヒーハウスと砂糖農園
  7 エルサレム・コーヒーハウスと東インド会社
  8 バルチック・コーヒーハウスとバルチック取引所
おわりに

著訳者プロフィール

岩切 正介(イワキリ マサアキ)
1940年,朝鮮に生まれる.1962年東京大学法学部卒業.1964年,同大学文学部卒業,1966年,同大学大学院人文科学研究科独語独文学修士課程修了.横浜国立大学教育人間科学部教授を経て,現在,帝京大学外国語学部教授.1975年7月~76年9月ウィーン大学,1999年4~9月ヨーク大学にて海外研修.著書に『英国の庭園──その歴史と様式を訪ねて』(法政大学出版局),『ヨーロッパの庭園』(中公新書),『ドイツ文学における古典と現代』(共著,第三書房),『ヨーロッパの文化と思想』(共著,木鐸社),『ドイツ文学回遊』(共著,郁文堂),訳書に,W. M. ジョンストン『ウィーン精神1・2──ハープスブルク帝国の思想と社会1848-1938』,G. マン『ドイツの青春1・2』(以上共訳,みすず書房)がある.

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