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サピエンティア21

ニグロとして生きる

ニグロとして生きる

エメ・セゼールとの対話

奥定 泰之:装丁

四六判/上製/204ページ/刊行

978-4-588-60321-1 C1323

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内容紹介

仏領マルティニック島出身、ネグリチュードの代表的な詩人にして政治家で、フランス語圏黒人運動の草分け的存在だったセゼール。本書は、セゼールの晩年に行なわれた回想的な語りをもとに、西洋植民地主義の功罪を問い直し、真のヒューマニズムとは何かを考察する。資料として、彼が1956年の第一回黒人作家・芸術家国際会議で行なった有名な演説「文化と植民地支配」を付す。

目次

はじめに
エメ・セゼールは語る
対談を終えて―エメ・セゼール小論
文化と植民地支配

 訳者解説
 文献目録
 エメ・セゼール年譜
 事項索引
 人名索引

著訳者プロフィール

エメ・セゼール(セゼール,A.)
[1913-2008]
フランス領マルティニック島の詩人、政治家。フランス語圏黒人運動の草分け的存在。ネグリチュードの代表的詩人。マルティニック県選出国会議員、フォール= ド= フランス市長として長らくマルティニック政界を主導。主な邦訳書に『帰郷ノート/植民地主議論』(砂野幸稔訳、平凡社ライブラリー、2004 年)、「もうひとつのテンペスト」(戯曲、砂野幸稔訳/エメ・セゼールほか著、本橋哲也ほか編訳『テンペスト』インスクリプト、2007 年所収)。

フランソワーズ・ヴェルジェス(ヴェルジェス,F.)
[1952- ]
インド洋のフランス領レユニオン島出身の政治学者(パリ生まれ)。ロンドン大学教授。2009 年より「奴隷制の記憶と歴史のための委員会」委員長。『奴隷制を廃止する』(本邦未訳)など、著書多数。

立花 英裕(タチバナ ヒデヒロ)
1949 年生まれ。フランス語圏文学専攻、早稲田大学教授。共編著に『21 世紀の知識人』(藤原書店、2009 年)、共著に『アジア文学におけるフランス的モデルニテ』(仏文、PUF、2004 年)、『ケベックを知るための54 章』『現代フランス社会を知るための62 章』(以上、明石書店、2009、2010 年)など。共訳書にフリオ・コルタサル『海に投げ込まれた瓶』(白水社、1990 年)、『月光浴:ハイチ短篇集』(共編訳、国書刊行会、2003 年)、ジェラール・ブシャール『ケベックの生成と「新世界」』(彩流社、2007 年)、ミシェル・ヴィノック『知識人の時代』(紀伊國屋書店、2007 年)など。監修書にJ.-B. ナドー、J. バロー『フランス語のはなし』(大修館書店、2008 年)。

中村 隆之(ナカムラ タカユキ)
1975 年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究院リサーチ・フェロー、フランス社会科学高等研究院客員研究員。専攻はフランス語圏文学。著書に『フランス語圏カリブ海文学小史』(風響社、近刊)、『ブラック・ディアスポラ』(共著、明石書店、2011 年)、『反響する文学』(共著、風媒社、2011 年)。

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