東アジア史への道
東アジア史への道
新たな歴史学をめざして
奥定 泰之:装丁
四六判/上製/274ページ/刊行
978-4-588-60376-1 C1320
在庫あり
書籍状態 | 良品
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内容紹介
内容紹介
帝国による覇権と植民地主義の下に近代を経験した日本と中国と韓国。過去の対立を乗り越えた「新しい記憶」を各国の人々が共有することで、和解に根差した平和な東アジア共同体へ活路が見出せるのではないか。その手段として著者は、地域・国・人が交わるトランスナショナル・ヒストリーを提唱する。李栄薫『反日種族主義』と対峙し、韓国史界をリードしてきた第一人者による入門書。詳細な訳者解説付。
目次
目次
日本語版への序文 東アジアはどこにあるのか?
はじめに
序章 なぜ、東アジアなのか?
第Ⅰ部 トランスナショナル歴史学と植民地近代
第一章 方法論としての東アジア史:トランスナショナル・ヒストリーと東アジア史
第二章 認識論としての東アジア史:「植民地近代」、あるいは近代を見る眼
第Ⅱ部 帝国と東アジア
第一章 帝国と近代国家
第二章 トランスナショナルな東アジアと韓国
第Ⅲ部 東アジアと韓国
第一章 東アジアにおける植民主義と韓国
第二章 トランスナショナルな韓国史
第Ⅳ部 東アジアの記憶と平和
第一章 東アジアの記憶を作る方法
第二章 「平和憲法」と東アジアの平和
終章 冷戦と東アジア
原注
訳者あとがき
索引
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
尹海東(윤해동/ユン へドン)
1959年,大韓民国大邱市生まれ。ソウル大学校人文大学国史学科卒業,同大学院博士課程修了。博士(韓国近代史)。現在,漢陽大学校招聘教授。韓国近代史と東アジア史,メタヒストリーなどをおもに研究してきた。現在は平和と生態を中心とした融合人文学研究に関心を持つ。
主著に『植民地のグレーゾーン』歴史批評社,2003年,『植民地近代の視座』岩波書店,2004年(日本語,共著),『支配と自治』歴史批評社,2006年,『近代歴史学の黄昏』チェッカハムケ,2010年,『植民地がつくった近代』三元社,2017年(日本語),『植民国家と対称国家』召命出版社,2022年がある。
市村 繁和(イチムラ シゲカズ)
1968年,東京都生まれ。韓国外国語大学国際地域大学院韓国学科博士課程修了。博士(韓国学)。翻訳家,独立研究者。ポストコロニアル状況における日韓の社会文化とその交差,日韓連帯史に関心を持つ。
訳書に姜柱源『中朝国境都市・丹東を読む』(緑風出版,2022年),鄭在貞『主題と争点で読む20世紀日韓関係史』(柘植書房新社,2022年),南基正『基地国家の誕生』(東京堂出版,2023年),李制勲『非対称な脱冷戦』(緑風出版,2024年)がある。論文に「東アジア脱冷戦体制と韓国軍人の『反戦脱営』」(韓国語,2017年),「『倭色』言説と脱植民」(韓国語,2020年)などがある。
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