小川 さくえ:著
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オリエンタリズムとジェンダー
オリエンタリズムとジェンダー
「蝶々夫人」の系譜
四六判/上製/204ページ/刊行
978-4-588-67207-1 C0036
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内容紹介
内容紹介
西欧における日本女性のイメージはいかにして形成されたか。ロティ『お菊さん』に加え、ロング、ベラスコ、プッチーニによる三つの『蝶々夫人』を、サイードが指摘する「再構成と繰り返し」の過程として読み直し、レーヴェン『バタフライ』における自己相対化の手法、ウォン『M・バタフライ』における異性装のパフォーマンスにジェンダーの本質と模倣の構造を探る。
目次
目次
まえがき 5
第1章 ピエール・ロティ『お菊さん』(一八八七/九三)
*幻想に裏切られた西洋人がみた日本女性 11
第2章 ジョン・ルーサー・ロング『蝶々夫人』(一八九八)
*現実からイメージへの変換 55
第3章 デイヴィド・ベラスコ『蝶々夫人』(一九〇〇)
*原作小説はどのように書きかえられたか 87
第4章 ジャコモ・プッチーニ『蝶々夫人』(一九〇四)
*西洋の観察者、東洋の死体 113
第5章 パウル・レーヴェン『バタフライ』(一九八八)
*バタフライはなぜ宿命の女ではないのか 145
第6章 デイヴィド・ヘンリー・ウォン『M・バタフライ』(一九八八)
*パロディによる「美しい物語」の解体 173
あとがき 201
著訳者プロフィール
著訳者プロフィール
小川 さくえ(オガワ サクエ)
長崎県に生まれる.大阪市立大学大学院博士課程修了.ドイツ文学専攻.現在,宮崎大学教授.訳書に,ヴォルフガング・シヴェルブシュ『闇をひらく光』,『光と影のドラマトゥルギー』,ヴォルフ・レペニース『十八世紀の文人科学者たち』,カール・フォン・リンネ『神罰』,共訳に,ルネ・ケーニヒ『マキアヴェッリ』(以上,いずれも法政大学出版局刊),その他がある.
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