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江戸歌舞伎論

江戸歌舞伎論

四六判//440ページ/刊行

978-4-588-92055-4 C3021

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内容紹介

江戸時代250年間に形成された歌舞伎の構造を、都市民衆の実生活と生活意識の推移・変遷のなかに捉えなおし、その作者・演技者・観客のそれぞれの成立背景を、庶民信仰、浮世絵、舞踊、文学、俳諧等々にわたる江戸文化への多角的考察を通して浮き彫りにしつつ、「類型の演劇」としての歌舞伎の成立基盤に日本人の精神構造の特質を探る。

目次

 I
歌舞伎の類型の論理について──序にかえて

 II
歌舞伎──構造の形成
花道考
江戸歌舞伎の観客
「序びらき」の意義

 III
「紋切型」の攻撃性
化粧の図像学
歌舞伎の排諧性
変化舞踊の構成法に見る排諧精神
江戸歌舞伎と浮世絵の聖性
都市民衆の宗教意識

 IV
「ふり」をめぐっての断章
日本人の身ぶり表現

 V
合巻などより見た三代目瀬川如皐
黙阿弥の白浪物

 初出一覧
 あとがき
 索引

著訳者プロフィール

服部 幸雄(ハットリ ユキオ)
1932年生。愛知県出身。名古屋大学文学部卒業。現在、国立劇場芸能調査室専門員。著書:『歌舞伎成立の研究』(風間書房)、『歌舞伎の構造』(中央公論社)、『変化論─歌舞伎の精神史』(平凡社)、『歌舞伎の原像』(飛鳥書房)、『市川団十郎』(平凡社)ほか。

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