イベント情報

シンポジウム『未来につなぐ柳父翻訳学』開催のお知らせ

日本通訳翻訳学会 シンポジウム『未来につなぐ柳父翻訳学』開催のお知らせ

2019年9月6日(金)、立教大学にて、日本通訳翻訳学会・年次大会のプレ・カンファレンスとして、シンポジウム『未来につなぐ柳父翻訳学』が開催されます。
日本の翻訳学・翻訳理論に大きな足跡を残し、2018年1月に亡くなられた柳父章先生を追悼するとともに、その業績を振り返る貴重なイベントです。ぜひ足をお運びください。

[詳細は日本通訳翻訳学会 JAITSへ]

【日時】 2019年9月6日午後 13時~17時30分
【会場】 立教大学14号館D201

【プログラム】
13:00~14;15
講演
「未知との出会い」としてのグローバル関係研究序説 柳父章の思想的・理論的意義
芝崎厚士(駒澤大学)

14:25~15:25
発表1
翻訳語について令和のいま考える:「国民」成立事情
齊藤美野(順天堂大学)
坪井睦子(立教大学)
発表2
翻訳文体の成立:「近代日本語の思想」をめぐって
南條恵津子(神戸女学院大学)

15:35~17:00
パネルディスカッション:柳父翻訳学のこれまで・これから
「編集者から見た柳父章先生」        松永辰郎(元法政大学出版局)
「柳父先生から学んだいくつかのことなど」 長沼美香子(神戸市外国語大学)
「柳父翻訳学の可能性」            水野的(日本通訳翻訳学会前会長)
(司会)田辺希久子(立教大学)

17:00~17:30
全体討論

【講演者紹介】
芝崎厚士
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部教授。
専門は国際関係論、国際文化論。
本シンポジウムに関連する論文・著書に以下がある。
・芝崎厚士(2018)「ディシプリンの国際文化交渉:日本の国際関係研究とIRの関係史序説」葛谷彩、芝崎編『「国際政治学は終わった」のか:日本からの応答』ナカニシヤ出版.
・芝崎厚士(2018)「書評論文 翻訳、文化、人間:柳父章と国際関係研究」日本国際政治学会『国際政治』第191号 (グローバルヒストリーから見た世界秩序の再考)、pp.143-156.
・Atsushi Shibasaki (2017) “(Review Article) Translation, Culture, and Humanity : Implications of the thought and theory of Akira Yanabu for advancing the study of global relations”, Journal of Global Media Studies 21, pp.41-52.
・芝崎厚士(2015)『国際関係の思想史 グローバル関係研究のために』岩波書店.
・芝崎厚士(2019)「「ボブ・ディランという音」と平和学 ポール・ウィリアムズのディラン論を中心に」日本平和学会編『平和と音(平和研究第51号)』早稲田大学出版部、pp.37-73

【事前申込】不要
【参加費】
・日本通訳翻訳学会:無料
・一般:1000円(学生:500円)
【問合わせ先】kanto○jais-org.net(スパムメール対策のため、@を○で表示しています。○を@に変えて送信して下さい)

法政大学出版局『翻訳学関連書』リスト